23 ヘインズ 14K Gold

2014/09/18 6:36 に Yoshio Takamura が投稿
今回はヘインズのオール・ゴールドの Tuning です。

さて、チューニングをお願いしたいヘインズの頭部管ですが、ラファンに比べてコントロールするのが難しく感じます。

先にチューニングして頂いた秋山/メナートの変身ぶりを体感して味を占めましたので、出番の殆ど無くなってしまった

オリジナルの頭部管に再び活躍してもらいたいと思っています。

Scottish Fold Embouchureを積極的に希望します。

久しぶりにオリジナルの頭部管をつけて吹いてみましたが、いつも使っているラファンよりも中低音の息の入り難さを感じました。

パワー感も劣りますが、音色は変化に乏しいものの捨てがたい魅力が有ります。

以前、 *** にリカットの相談をしたことがありますが、オリジナルの魅力が損なわれるので勧められないということでした。

しかし、結局はラファンばかり使うことになってしまい、宝の持ち腐れ感があります。

 

ということで、送られてきた楽器は総金の 45500 という番号でした。


吹いてみると・・・楽器としてちゃんと機能していない様な感じの音です。
吹きづらいがそれなりの味のあるヘインズの音とは別物です。
穴の形は整っていますが、かなり大きい感じです。
中を覗いてみると・・・ライザーよりも大きな穴が管に開いていて段差がついています。
これは何らかの手が入っている様なので確認しました。

中古でフランスのフルート専門店(パウエルの代理店)から購入したのもです。
以前、 *** でも同じ様なことを指摘されました。
・・・改造したものを元に戻したのではないか?。
*** に大きな穴を修正するための修理をお願いして、リカットも相談した経緯があります。
段差は修正されたものと思っていました・・・。



この画像では理解し難いかと思いますが、
鏡に映った下の方の細い溝のような線が元の半田層なので
その上の光った部分は管の厚みのはずです。
その上に結構な幅で黒く見える部分があり凹んでいます。
その上にようやく管の内側部分が光って見えます。
何とも不可解な状態です。

先ずはこれを何とかしなければ・・・


壁の角度も大きく(下に広がり過ぎ)穴のサイズもこれ以上は触れない悪条件で、とりあえず段差を最小限に修正しました。
この状態で吹いてみましたが、最初の状態からは改善されたものの満足の行くものではありません。
結局スコッティッシュ化に踏み切りました。
これでようやく楽器としての基本的な問題は解消できました。
それでもなお音色の面白さと低音の物足りなさを解消すべくあれこれと格闘しました。
力強い音を出すのは困難ですが、高い音は楽に綺麗に鳴ります。
この頭部管をオールマイティに使用するのは難しいかもしれませんが、使い分ければそれなりの楽しさはあるのでは・・・
という状態には持って来られた気がするので、これで終了とさせていただきました。

ヘインズの金はかなり手強い印象が拭えません。
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