25 ピッコロのTuning

2014/10/26 4:37 に Yoshio Takamura が投稿   [ 2014/10/26 5:23 に更新しました ]
菅原潤氏からフィリップ・ハンミッヒとバーカートのピッコロのチューニング依頼がありました。
以前スコティッシュ・チューニングを施したフィリップ・ハンミッヒも比較用に送って頂いたので、にわかにピッコロが増えました。


上から
 ヘルムート・ハンミッヒ(#235 木下先生の愛器)


 バーカート(今回依頼品)


 フィリップ・ハンミッヒ(今回依頼品)


 フィリップ・ハンミッヒ(比較用・スコティッシュ)


 ヤマハ(自前・スコティッシュ)




先ずはフィリップ・ハンミッヒを観察してみると・・
歌口の穴周りがだれ込んだような状態で、エッジ部分も荒れた状態でした。
中のアンダーカット部分の形状にも気になるところがありました。
この辺を修正してみると、最初の状態よりはだいぶ改善されました。
ちょっとポイントが狭いというか、つまった感じはあるもののシャープな音になりました。
スコティッシュ化については悩むところです・・がそれはもう少し吹いてから決めることにしました。

次にバーカートは・・
外に見える穴の形はスッキリと綺麗なのですが、中を覗くとアンダーカット部分にキツイ凸凹が見られました。
穴の大きさは明らかに他に比べて大きい様です。
音もボワっとした感じで高い音が出にくい印象でした。
ただし今回の2本については低音が良く鳴る印象がありました。
早速問題部分を手直しすると殆ど良い状態になりました。

悲しいかな・・ピッコロを吹くことに関してはあまり習熟していないこともあり、吹く度に印象が変わってしまいます。
結局3日間に渡りあれこれ吹き比べをしながらようやく完了しました。
結局フィリップはスコティッシュ化して更に吹きやすい状態になったと感じられます。
バーカートはノーマルでも音色はさておき息が入り吹きやすいと思います。

おそらく専門家からの厳しいコメントを頂くことになりそうです。

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