15 POWELL 頭部管

2015/05/09 20:38 に Yoshio Takamura が投稿   [ 2015/05/09 20:42 に更新しました ]
またもパウエルです・・・
今回も先日の試奏会にいらしてくださったお客様からのご依頼です。
スコティッシュ頭部管を気に入っていただき、あまり使わなくなった頭部管をスコティッシュ化して欲しいという事でした。

吹いてみると音がまとまらずに散ってしまうような感じです。
このところの数本とも最初は同じような音の傾向でしたので、これがパウエルの音として認識されてしまっている可能性があります。

実はリッププレートにくすんだ薄い金メッキが施されてあったのですが、剥がして欲しいということでした。
どんなものかとスポンジ研磨剤で擦ってみたところ、あっという間にこの状態になりました。
そして元の写真を撮っていなかったことに気づきました・・・

穴の形はまるで定規とコンパスで描いたようで接点の角張が気になりました。

中はこのところの中では最も綺麗な仕上がりです。
ライザーと管の接合もオーソドックスな方法で行われてあります。
この画像ではわかりませんが、壁面のコーナー(この画像の左上と右下)にくっきりとした筋があります。
前後の壁をナイフて当たると中央が帯のように凹んでいます。
手作業でそうなることは考えにくいので、幾何学的な形も含めて機械による加工によるものと思われます。

ひと通り壁を整えアンダーカットも広げました。
ネコ耳加工も終え磨きました。
久々にエンブレムも貼らせていただきました。

まとまりのある音になりました。
スコティッシュにしてもパウエルの音はします。




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