35 POWELL AURUMITE

2015/11/18 19:36 に Yoshio Takamura が投稿   [ 2015/11/19 5:42 に更新しました ]
今回はパウエルのオーラマイトです。

音色が気に入り今年の春頃に中古で譲って頂いたもので、吹き始めて半年位になります。
吹いていくうちに以前メインで吹いていたサンキョウ(頭部管:ピュアシルバー)と比べて高音の扱いが難しく、特に室内楽で扱いの難しさを痛感している日々です。
普通にパラパラと音階・半音階などを吹く場合には問題ないのですが、一オクターブ以上の跳躍や弱音表現が特に高音域でコントロールが難しく感じています。
何か良い方法はないかと色々調べていましたら歌口工房さんに辿り着いた次第です。
歌口工房さんのHPを拝見しまして、改めてサンキョウの歌口とパウエルの歌口を比べてみると、サンキョウのほうが内部も含め全体的にツルリとしているように見えます。
また若干ですがシンメトリーではないようにも見えます。

というご相談でした。

送っていただいた楽器を吹いてみると、高音だけ特にというわけでなく全体に吹きづらく音程もとり難い印象でした。
強く吹くと中音E,Fがひっくり返る現象も起こります。
穴の形はコーナーが角ばっておりショルダーのカットが左右対称に曲がっています。
案の定中はこのような状態でした・・・
ナイフを当てるとカツカツとガタつきを拾って、まるで石畳を傘を引きずって歩いているような?・・音がします。

これらを修正すればきっと良い状態になる筈です。
予想通り機能的に問題の無い頭部管に仕上がりました。

少し前に手掛けたヴィンテージ・パウエルに比べると全く別物の印象です。
これ以上は何も申しません・・・




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