29 SANKYO セミハンドメイド 頭部管

2015/10/13 6:22 に Yoshio Takamura が投稿   [ 2015/10/13 6:32 に更新しました ]
今回は、木製頭部管のご購入にあたり頭部管のTuningも必要であれば同時に・・・という事でした。


購入当初から低音域が出しづらく感じるのと、中音域のE、Fあたりがよくひっくり返ってしまい、安定しません。
また、
最高音域もかつてのヤマハより出しづらく感じます。
これまでずっと自分の技量不足と顎のトラブルが原因だろうと思ってきたのですが、先日楽器店でヤマハやアルタスの楽器数本を試奏する機会があり、自分のサンキョウよりも楽に吹ける機体があったことで、実は頭部管が自分に合っていない部分もあるのではないかとの疑いが芽生えました。
というわけで、楽器をお送りするのであれば、頭部管をチューニングすることで吹きやすくなる可能性があるのか、診断していただきたいのです。
その場合は、スコティッシュ化というのが非常に興味深く思われましたので、「不要」との診断でなければ積極的に採用したいと考えております。

ただしオーバーホールと同時に金メッキを施された直後ということでした。
タイミングとしては逆であれば良かったのですが・・・メッキの剥がれが生じる件についてはご確認いただきました。

さて、送っていただいた楽器を吹いてみますと確かにご指摘のような問題を感じました。
息が入らず吹き込むと飽和してしまい、音程も良くない状態でした。

中の作りを見た限りではそれ程ひどい状態では無いのですが、おそらく影響を及ぼしているであろう問題点は確認できました。
メッキの問題を考えると出来ればスコティッシュ化は避けたいので、先ずは形状の修正を行うことにしました。

微妙ではありますが全体的に手を入れなければ修正できず、結局はライザー全面とショルダーの部分はメッキを剥がすことになりました。
それでも見た目にはそれ程気にならない状態になりました。
この状態で音を出して確認したところ、問題はほぼ解消できました。
その後も気になる部分を吹きながら少しずつ手直ししたところ満足の行く状態になりました。
スコティッシュについても興味を示されていたのですが、メッキである事と問題の改善の状態からもその必要はないと判断しました。


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