02 POWELL SIGNATURE 頭部管

2018/02/20 7:49 に Yoshio Takamura が投稿   [ 2018/02/20 15:55 に更新しました ]
 頭部管の内側やリッププレートに傷があり、修理を希望しております。
 非常にパワフルで良いのですが、息のコントロールが今まで使用してきた楽器と比べて少し難しく、
 また音が少し曇ったような印象を受けます。
 以前からライザーの溝のような傷等に気なっており、音に影響しているのではと思っていましたが、
 この度ホームページを拝見させていただきもしやと思いご連絡させていただきました。

というご依頼内容でした。

吹いた感じはそれ程ひどく問題があるわけではありませんが、中音の右手が詰まる感じで音程感にも問題を感じました。
全体に雑音に近い倍音を感じるのも気になりました。
つい最近調整したシグネチャーでも、倍音を乗せていくとリードの振動のような音が気になりました。

ご指摘のように外から見ても分かるキズがあります。

中を見るとなんともひどい状態です。
恐らく歌口を成形してから管に溶接していると思われるのですが、
粗いヤスリを縦に掛けただけで仕上げ工程を省いてしまった様に見えます。
前に見た同機種はこの様な状態ではなかったので、工程が抜けてしまったとしか思えません。
それとも後から手が加えられたのでしょうか?



全てを滑らかに仕上げると、当初の問題は感じられなくなりました。





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