05 Lafin 頭部管

2018/03/30 3:04 に Yoshio Takamura が投稿   [ 2018/03/30 5:05 に更新しました ]
今回は知人からの依頼です。
アドラーの先が剥がれて引っかかるのを直すのが主な目的ですが、ついでに問題があればチューニングも・・ということでした。

先端が剥がれると布で拭いた時に繊維が引っ掛かって捲れ上がってしまう事が良くあるようです。
根本的に直すのは難しいので、気にならない様に誤魔化すしかありません。

音を出してみるとあまり良い感じではありません。
中音左手がぶら下がる傾向もありますし、ラファンにしてはまとまりのない音の印象です。

エッジにキズがありました。
よく見ると左側にもガタついた部分が見つかりました。
さらにショルダー部分にもこの様なキズがありました。

これらを手直しするだけでも現状の改善は出来そうです。
加えてアンダーカットにも少しだけ手を入れることにしました。

最初の画像と角度が違いますが、ショルダーのキズも綺麗になりました。
アドラーの先端も普通の状態に写っていますが・・
とりあえず磨いても引っ掛かることはなくなりました。

ボディーはヘインズの14K ということもあるのか、それほど力強い響きではありませんが、私の知っているラファンの音に近付きました。
音程の問題はクリアーできましたし、全体に音のまとまりが良くなった印象です。

この頭部管は中古のものをネットで購入されたそうです。
歌口中心から管端までが145㎜しかないので5㎜ほどカットされているようです。
抜き代を見るマーク位置(ライン)が管端から37㎜位なのであまり気になりませんが、実際には通常よりも抜いた状態になるようです。
普通は奥まで入れた位置でラインを引きますが、40mmが標準的な長さです。



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