12 初めてのミヤザワ

2013/10/17 4:56 に Yoshio Takamura が投稿
2013/05/24 22:47 に Yoshio Takamura が投稿   2013/08/18 21:55 に更新しました ]

初めてミヤザワの楽器をじっくり観察しました。
20年以上前と思われる独特のカップ形状のソルダードトーンホールのハンドメイドシルバーに8Kリップのついたモデルです。
この歌口も少しだけ左右のアンダーカットの施された基本的にはオールドタイプです。
吹いた感じもそんなに悪くはなく、難を言えば許容範囲が狭く表現に制約が在るといったところでしょうか・・・
穴の形は楕円に近い中々良い形をしています。
おそらく秋山氏がいた頃の楽器だと思います。
しかしながら、壁の状態を良く見るとバランスや面の状態に難があります。
とりあえずその辺を手直ししたところ、大分良くはなったのですがどうもしっくり来ません。
更に良く見るとハンダ層に退けた部分があり、溝の様になっています。
おそらくここが悪さをしていると判断し、ハンダをまわし直しました。
その後更に形を整形し、ようやく思うところに持って来られました。(; ̄ー ̄A
全体に黒く変色していて気が付かなかったのですが、リッププレート近くの管に気になる凹があったので修理しました。
結果、その部分を磨かない訳にも行かずこんな状態に・・
 チョッと応急処置・・

木管の様を呈したあまりに見事な変色に躊躇われつつも全体を磨きました。

もうひとつ、絞りの形状はほぼ直線的なのですがコルク側の管端の径がかなり細いのです。
このせいなのかコルク栓の位置に非常に敏感でした。
最近感じる事ですが、コルク栓の位置は音色、音程、吹奏感に非常に影響を及ぼす・・ということです。

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