25 Leonard Lopatin

Post date: Oct 18, 2013 12:53:22 AM

2013/09/05 15:57 に Yoshio Takamura が投稿

初めて聞くメーカーの頭部管を Tuning することになりました。

検索してみるとありました・・・ここです!

もしかして四角いキーの楽器が届くのかと内心ワクワクしていました。

そして今日送られて来たのがこの写真です。

残念ながら普通のキーでした・・・(失礼)

早速音を出して確認してみました。

予想に反して・・というか思ったよりも明るい元気な音でした。

ただしコントロールはし辛く音程良くニュアンスを表現するのが難しい印象でした。

胴体の鳴りがとても良いと思われ、スコティッシュに差し替えて試すとかなり違った音色になりました。

リッププレートの形状が特徴的です。

中も覗いてみました。

アンダーカットは控えめながら取ってあります。

作り自体はとても丁寧で酷い状態のパウエル等と比べると格段に綺麗です。

逆に明らかに見て判る不具合が無いので繊細な調整が必要かもしれません。

ほぼ作業手順はイメージできましたので直ぐに着手することにしました。

ナイフを入れて気付いたのですが、ライザーは金の様でした。

一通り気になるところに手を入れてみました。

しかしながらどうも納得の行く状態ではありません。

この後も何度か手を入れてみたのですが、個性が強すぎるのか中々思うようにコントロール出来ません。

結局依頼主に連絡してスコティッシュ化することにしました。

イメージとしては以前手掛けたサンキョウRS 1 に近い 印象があったので、それなりの確信はあったのですが 、吹いてみるまでは緊張しました。

しかしながら一吹きで緊張は安堵に変わりました。

p からコントロールできている感触で自分が表現していると実感できるようになりました。

オリジナルの状態では、勝手に走り出してしまう馬にしがみついて何とか落馬しないように必死だった・・・と比喩できるのではないでしょうか?

自画自賛で申し訳ありませんが、我ながらスコティッシュの威力を再認識することになりました!

自分でフルートを吹いていても殆どの事が思い通りになるので楽しくてたまりません。

今回大変珍しくて面白い楽器をチューニングすることができ、貴重な体験ができました。

それにしても良く鳴る楽器で自分用に欲しくなってしまいました。