ハンドメイドシルバーのパウエルフルートですが少しコントロールしづらいところがあり少しでも良くなればと思っています。
パウエルフルート、ボストンタイプです。
コントロールが少し難しいのと、小さい音や軽くタンギングをすると反応が遅く音にならないことがあります。
ということで、送られて来た頭部管を吹いてみると・・
かなり良くない状態で心地よく演奏するのは非常に難しく感じました。
かなり外側に向けて吹かないと音程が取れない印象です。
曲を吹いてみようと思いましたが、苦痛に感じられすぐにやめました。
歌口穴手前左コーナー付近のリッププレート表面にキズがありますが、この影響は無いと思います。
外から見て分かるキズの状態です
こちらが上の画像の中です
反対側です
管の中にもキズが見られます
少し擦ると右の画像のように凹んだ部分が現れます
管の中を覗くと結構同様の凹みがあるのですが、表面には出ていないのが不思議です
今までパウエルの頭部管では見慣れた状態ですが・・・
何故このような状態になるのか・・未だ理解に苦しみます。
軽く擦って棒バフを掛けると目立たなくなりました
凹みも目立たなくなりました
アンダーカットのキズは綺麗になりました
外からも見えなくなりました
リッププレートのキズもある程度綺麗にしました
この状態で吹いてみると、元の状態で感じた不具合はなくなりました。
外側にしないと音程が取れなかった状態も、普通に吹き込んでピッチも音程も問題なく吹けるようになりました。
いろいろな曲を吹いてみましたが、とりあえず意図したことを表現できるようになりました。
コメント
☆『吹いた印象は全体的に吹きやすくなりました。
以前は、ぽやっとしたぼやけた音でしたが輪郭がついたような音になったと思います。
ありがとうございました。 』
2018/11/6 (#14) 千葉県 T.M. 様