Post date: Oct 17, 2013 11:38:15 AM
2013/04/21 13:58 に Yoshio Takamura が投稿 [ 2013/08/18 21:51 に更新しました ]
知人からその知り合いの所有する20年以上前の三響製14K ゴールドの頭部管を預かりました。
ご本人によると、イケメンの楽器屋さんに勧められて思わず買ってしまったものの、最初から全く鳴らなかったそうです・・・(^^;
早速細部に渡って観察して見ましたが、ショルダーのカットが切りっぱなしで大きい点を除いては特に気になる箇所はありませんでした。
今までのアメリカの頭部管に比べると非常に丁寧な作りに見えます・・・
吹いた感じもそんなにひどくは無く、緻密な調整が必要だと感じました。
何気なくコルク栓の位置を確かめると17mm では無く、ムラマツと同じ位置になっていました??
17mm に戻して吹いてみると・・前に述べた通りに全く違う響きになり、この状態なら普通に吹ける状態でした!
それでも一通り手を加えて調整しました。
下から上まで同じ様にバランス良く鳴るのですが、どうも深みが無くて安っぽい音がする・・・(--;)
その辺を少しずつ触っては吹いて確認し、何とか納得できる状態になりました。
三響独特の反響板の形状も、ある響き(雑音)を強調するのに少し影響している事も発見できました。